こかれたるにほひ, うつりか (Volume 31 まきはしら-948)

Page: 948Volume: 31 まきはしらBook: 校異源氏物語
View Original TextSmell Source
火鉢の灰
Quality
うとましげ, ことやうなり (気味悪い, 妙な)
Odour Carrier
夕霧の直衣
Evoked Odorant
焦げた灰
Location
落葉の宮の自室
Perceiver
夕霧
Time
夕方
Circumstances
前夜、落葉の宮が夕霧に火鉢の灰をかけたため、その焦げ臭い匂いが直衣にしみついてしまっている。
Effect
みっともないので着替え、湯浴みをして身を清めようとしている。
Emotions
disgustannoyance
Previous Sentence
あさやかなる御なをしなともえとりあへ給はていとみくるしよへのはやけとを
Main Sentence
りてうとましげにこかれたるにほひなともことやうなり御そともにうつりかも
Following Sentence
しみたりふすへられける程あらはに人もうし給ぬへけれはぬきかへて御ゆとの
Modern Japanese Translation
気味悪く焦げたような匂いなども妙な具合で、お召し物に匂いが移って、
English Translation
A disagreeably scorched smell and the like were strange, and the scent had transferred to his clothes,