にほひ, かほりみちたり (巻 45 はし姬-1526)

ページ: 1526巻: 45 はし姬書籍: 校異源氏物語
元テキストを見る香りの源
中将の君
性質
この世のほかのにほひ, あやしきまて
連想される匂い物質
薫の身体、衣服の薫香
場所
宇治の姫君たちの邸
知覚者
おい人
時間
あけほの
状況
侍女の弁が、夜明けの光の中で薫の姿を見た際、そのあたりにこの世のものとは思えないほど不思議な香りが満ちているのを感じた。
効果
あやしきまて
感情
驚嘆畏敬
前の文
るゝにけにやつしたまへるとみゆるかりきぬすかたのいとぬれしめりたるほと
本文
うたてこの世のほかのにほひにやとあやしきまてかほりみちたりこのおい人は
後の文
うちなきぬさしすきたるつみもやとおもふたまへしのふれとあはれなるむかし
現代語訳
いやはや、この世のものとは思えない香りであろうかと不思議なほどに香りが満ちている。この老女は、
English Translation
Indeed, it was an otherworldly fragrance, filling the air to a wondrous degree. This old woman,