ひとつかをりにゝほひあひて (巻 38 すゝむし-1291)

ページ: 1291巻: 38 すゝむし書籍: 校異源氏物語
元テキストを見る香りの源
たきにほはしたる(焚き匂わせている様々な香)
性質
いとなつかし
連想される匂い物質
百歩香、花葉の香など
場所
入道の姫宮の持仏堂
知覚者
(場の描写)
時間
夏ごろ
状況
(様々な香が)焚き匂わされて、一つの香りとなって混じり合い、たいそう心ひかれる。
効果
いとなつかし(たいそう心ひかれる)
感情
称賛穏やか
前の文
の蓮をとゝのへてかえうのほうをあはせたる名かうみちをかくしほゝろけてた
本文
きにほはしたるひとつかをりにゝほひあひていとなつかし経は六道の衆生のた
後の文
めに六部かゝせ給てみつからの御持経は院そ御てつからかゝせ給ける是をたに
現代語訳
焚き匂わせているのが一つの香りとなって混じり合い、たいそう心ひかれる。経は六道の衆生のため
English Translation
The burning fragrances mingled into a single scent, which was deeply captivating. The sutras were for the beings of the six realms,