かほりたる (巻 37 よこ笛-1272)

ページ: 1272巻: 37 よこ笛書籍: 校異源氏物語
元テキストを見る香りの源
匂宮(幼少期)
性質
はつかしう
匂いの担い手
(身体から直接)
連想される匂い物質
体香、または焚きしめた香
場所
(柏木の回想の中)
知覚者
柏木
時間
(回想)
状況
柏木が、自分の子である薫君を見て、その母である女三宮と関係があった匂宮の幼少期を思い出している。「かしらはつゆくさしてことさらに色とりたらむ心ちしてくちつきうつくしうにほひまみのひらかにはつかしうかほりたる」
効果
匂宮の類まれな魅力を強く記憶している。
感情
称賛
前の文
かしらはつゆくさしてことさらに色とりたらむ心ちしてくちつきうつくしうにほ
本文
ひまみのひらかにはつかしうかほりたるなとはなをいとよく思ひいてらるれと
後の文
かれはいとかやうにきはゝなれたるきよらはなかりし物をいかてかゝらん宮に
現代語訳
目元がぱっちりとして、恥ずかしいほどに香り立っていたことなどを、今も実によく思い出されるが、
English Translation
I still recall so well how his eyes were wide and he was fragrant to the point of making one feel shy, but...