ゝほふ (巻 28 野わき-870)

ページ: 870巻: 28 野わき書籍: 校異源氏物語
元テキストを見る香りの源
女房たち
性質
こと〱に
匂いの担い手
おひ風
連想される匂い物質
かう
場所
中宮の御殿の庭
知覚者
中将(夕霧)
時間
あさほらけ
状況
夕霧が中宮の御殿の方を見ると、女房たちが庭で虫の音を聞いている。そこに追い風が吹いてきて、様々な香りが漂ってくる状況。
効果
めてたく心けさうせられてたちいてにくけれ(素晴らしく心が惹かれて、立ち去りがたい気持ちになる)
感情
称賛興味
前の文
きりのまよひはいとえむにそみえける
本文
吹くるおひ風はしをにこと〱にゝほふ空もか
後の文
うのかほりもふれはひ給へる御けはひにやといと思ひやりめてたく心けさうせ
現代語訳
吹いてくる追い風は、その時々に様々に香り、
English Translation
The tailwind that blew carried various scents at each moment,