うつりか (巻 19 うす雲-629)

ページ: 629巻: 19 うす雲書籍: 校異源氏物語
元テキストを見る香りの源
光源氏
性質
いひしらぬ (言いようもないほど素晴らしい)
匂いの担い手
御しとね (お敷物)
連想される匂い物質
光源氏の薫物
場所
斎宮女御の部屋 (二条院)
知覚者
女房たち
時間
夜
状況
女房たちが部屋に入り、光源氏が使っていた茵に残った移り香を「言いようもなく素晴らしい」と感嘆している。
効果
言いようもなく素晴らしいと感嘆する。
感情
驚嘆喜び穏やか
前の文
めりたる御にほひのとまりたるさへうとましくおほさる人〱みかうしなとま
本文
いりてこの御しとねのうつりかいひしらぬものかないかてかくとりあつめやな
後の文
きのえたにさかせたる御ありさまならんゆゝしうときこえあへりたいにわたり
現代語訳
入ってきて、このお敷物の移り香は言いようもないほどだこと。どうやってこのように集め
English Translation
Entering, 'This lingering scent on the cushion is indescribable! How does one collect such...'