か (巻 15 よもきふ-536)

ページ: 536巻: 15 よもきふ書籍: 校異源氏物語
元テキストを見る香りの源
かうの御からひつにいれたりける(衣装からの移り香)
性質
いとなつかしき
匂いの担い手
(衣装)
連想される匂い物質
薫物
場所
常陸宮邸
知覚者
この人〱(侍女たち)
時間
夜
状況
源氏の突然の来訪に、末摘花が着替えをする際、侍女たちが香の唐櫃に入れてあった衣装が心惹かれる良い香りがするのを見つけ、それを差し上げる場面。
効果
源氏を迎えるにふさわしい衣装を用意できた。
感情
興味期待
前の文
をも心ゆかすおほされしゆかりにみいれたまはさりけるをこの人〱のかうの
本文
御からひつにいれたりけるかいとなつかしきかしたるをたてまつりけれは
後の文
ゝはせむにきかへ給ひてかのすゝけたる御き丁ひきよせておはすいり給てとし
現代語訳
御唐櫃に入れてあったものが、たいそう心惹かれる香りがするのを(見つけて)差し上げたところ、
English Translation
They offered her a garment from the Chinese-style chest, which had a very nostalgic scent.