香 (巻 10 さか木-336)

ページ: 336巻: 10 さか木書籍: 校異源氏物語
元テキストを見る香りの源
さかきは
性質
なつかしみ
連想される匂い物質
榊
場所
をとめこかあたり
知覚者
光源氏
時間
夜
状況
光源氏が野の宮を訪れ、乙女たちがいるあたりだと思い、榊の葉の香りに心惹かれてその枝を折ったという和歌。
効果
心惹かれて立ち止まり、枝を折る
感情
興味期待
前の文
をときこえ給は
本文
をとめこかあたりとおもへはさかきはの香をなつかしみとめてこそおれお
後の文
ほかたのけはひわつらはしけれとみすはかりはひきゝてなけしにおしかゝりて
現代語訳
乙女たちがいるあたりだと思うと、榊の葉の香りに心惹かれて立ち止まって折ってしまったよ。
English Translation
Thinking this is where the maidens are, I stopped and broke off a branch, drawn by the scent of the sacred sakaki leaves.