かうはしき (巻 06 すゑつむ花-221)

ページ: 221巻: 06 すゑつむ花書籍: 校異源氏物語
元テキストを見る香りの源
ふるきのかはきぬ
性質
きよらにかうはしき
匂いの担い手
皮衣自体
連想される匂い物質
薫物
場所
常陸宮邸
知覚者
光源氏
時間
明け方
状況
源氏が明け方に末摘花の姿を初めて見た際、彼女が古風な装束の中に香りの良い皮衣を着ていることに気づく。
効果
古風で由緒ありげな装束という印象を与えるが、若い女性の装いとしては不似合いで大げさだと感じさせる。
感情
驚き興味
前の文
たるひとかさねなこりなうくろきうちきかさねてうはきにはふるきのかはきぬ
本文
いときよらにかうはしきをき給へりこたいのゆへつきたる御さうそくなれとな
後の文
をわかやかなる女の御よそひにはにけなうおとろおとろしき事いともてはやさ
現代語訳
とても清らかで香ばしいものを着ていらっしゃる。古風で由緒ありげな装束ではあるが、
English Translation
She wore something very pure and fragrant. Though it was an old-fashioned and formal attire,