こかす (巻 04 夕かほ-102)

ページ: 102巻: 04 夕かほ書籍: 校異源氏物語
元テキストを見る香りの源
不明 (焚き物)
性質
いたう
匂いの担い手
あふき (扇)
連想される匂い物質
焚き物
場所
夕顔の邸の前(光源氏の車)
知覚者
光源氏
時間
黄昏時
状況
光源氏が夕顔の花を求めたところ、童女が香を焚きしめた扇に花を載せて差し出すよう言われる場面。
効果
(特になし)
感情
興味期待
前の文
けしからぬきのつま なとにはひまつはれたるをくちをしの花の契やひとふさおりてまいれとのたまへはこれをしあけたることにいりておるさすかにされたるやりとくちにきなるすゞしのひとへはかまなくきなしたるわらはのおかしたるいてきてうちまねく
本文
しろきあふきのいたうこかしたるをこれにをきてまいらせよ
後の文
枝もなけなめる花をててとらせたれはかとあけてこれ光のあそんいてきたるしてたつまつらすかきををきまとは侍ていとふひんなるわさなりやものゝあやめみ給へくへき人も侍らぬわたりなれとらうかはしきおほちたちおはしましてとかしまり申すひいれており給ふこれみつかあにのあさりむこのみかはのかみむすめなとわたりつとひたるほとにかくおはしまし
現代語訳
白い扇で、たいそう香を焚きしめたものに、これを載せて差し上げなさい。
English Translation
Place this upon the white fan, which has been heavily perfumed, and present it to him.