にほひ (巻 02 ははきぎ-60)

ページ: 60巻: 02 ははきぎ書籍: 校異源氏物語
元テキストを見る香りの源
こくねちのさうやく(大蒜の丸薬)を服用した女
性質
はなやか(鼻につくほど強い)
匂いの担い手
空気
連想される匂い物質
大蒜 (garlic)
場所
女のいる部屋の外
知覚者
式部丞
時間
昼間
状況
才女を訪ねた式部丞が、女が大蒜の薬を飲んで臭いからと面会を断られ、帰ろうとしたところ、その匂いが漂ってきて閉口している状況。
効果
すへなくてにけめをつかひて(どうしようもなく、逃げ出した)
感情
嫌悪不快
前の文
はしやすらふへきにはた侍らねは
本文
けにそのにほひさへはなやかにたちそへるもすへなくて
後の文
にけめをつかひて
現代語訳
なるほどその匂いまでもが鼻につくほどに立ち上ってくるのも、どうしようもなくて
English Translation
Indeed, that smell too rose so pungently to my nose that I was at a loss.