かうはしきかう (Volume 22 玉かつら-725)

Page: 725Volume: 22 玉かつらBook: 校異源氏物語
View Original TextSmell Source
かう (香)
Quality
かうはしき
Odour Carrier
いれ (入れ物)
Evoked Odorant
薫物
Location
肥前の国
Perceiver
玉鬘と乳母子たち
Time
不明
Circumstances
武骨な田舎武者である大夫監が、玉鬘に求婚の手紙を送ってきた。手紙は唐の色紙に書かれ、香ばしい香を入れた容器に納められていた。
Effect
手紙の内容がひどいため、香りで体裁を整えようとする意図とは裏腹に、玉鬘たちはその振る舞いを粗野で不快に感じている。
Emotions
annoyance
Previous Sentence
ふみなとかきておこすてなときたなけなうかきてからのしきし
Main Sentence
かうはしきかうにいれしめつゝおかしくかきたりと思たることはそいとたみたりける
Following Sentence
みつからもこのいゑのしらうをかたらひとりてうちつれてきたり三十は
Modern Japanese Translation
香ばしい香を入れた容器に(手紙を)入れさせて、趣深く書いたと思っている言葉は、実に見苦しいものであった。
English Translation
He had the letter placed in a fragrant incense container, but the words he thought were elegantly written were in fact quite crude.