そらたきもの、くゆりて (Volume 08 花のえん-278)

Page: 278Volume: 08 花のえんBook: 校異源氏物語
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そらたきもの (空薫物)
Quality
けふたう (香気が強い)
Odour Carrier
空気
Evoked Odorant
練香
Location
右大臣家の寝殿、東の対の口
Perceiver
光源氏
Time
夜
Circumstances
藤の宴の夜、光源氏が右大臣家の姫君たちがいる御簾のそばに寄り、中の様子をうかがっている状況。「あてにおかしきけはひしるしそらたきものいとけふたうくゆりて」
Effect
御簾の向こうの女性たちの高貴で奥ゆかしい雰囲気を感じさせている。
Emotions
admirationinterestanticipation
Previous Sentence
りはかこち侍なれといふけしきをみ給ふにおも〱しうはあらねとをしなへて
Main Sentence
のわかうとともにはあらすあてにおかしきけはひしるしそらたきものいとけふたうくゆりて
Following Sentence
きぬのをとなひいとはなやかにふるまひなして心にくゝをくまり
Modern Japanese Translation
並の姉妹たちとは違って、高貴で優美な雰囲気がはっきりとわかり、空薫物がたいそう香気を放って燻っており、
English Translation
Unlike ordinary sisters, their noble and elegant air was apparent, and the room incense was burning, emitting a rich fragrance,